翻訳と辞書
Words near each other
・ クレイジー・クライマー2
・ クレイジー・コールズ
・ クレイジー・セーラー・ホワイト
・ クレイジー・タイガー・キム
・ クレイジー・ダイアモンド
・ クレイジー・ドッグス
・ クレイジー・ドライブ
・ クレイジー・ナイト
・ クレイジー・ハート
・ クレイジー・フォー・ユー
クレイジー・フォー・ユー (マドンナの曲)
・ クレイジー・フォー・ユー (曖昧さ回避)
・ クレイジー・フロッグ
・ クレイジー・フロム・ザ・ヒート
・ クレイジー・ホース
・ クレイジー・ホース (キャバレー)
・ クレイジー・ホース (曖昧さ回避)
・ クレイジー・ホース記念碑
・ クレイジー・ボーイ
・ クレイジー・マリー・ドブソン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

クレイジー・フォー・ユー (マドンナの曲) : ウィキペディア日本語版
クレイジー・フォー・ユー (マドンナの曲)

クレイジー・フォー・ユー」 (''Crazy for You'') は、1985年の映画『ビジョン・クエスト/青春の賭け』(''Vision Quest'')のための、マドンナによる楽曲である。1985年3月2日に映画のサウンドトラックからの1枚目のシングルとしてゲフィン・レコードから発表された。
この曲は1990年のベストヒット集のアルバムウルトラ・マドンナ〜グレイテスト・ヒッツ』にリミックス版が収録され、このアルバムの宣伝のために1991年2月24日にサイアー・レコードから再発表された。また、バラッド曲集の『ベスト・オブ・マドンナ〜バラード・コレクション』(1995年)とベストヒット・コンピレーション・アルバムの『セレブレイション 〜マドンナ・オールタイム・ベスト〜』(2009年)にも収録されている。
== 解説 ==

映画『ビジョン・クエスト/青春の賭け』のプロデューサーのジョン・ピーターズ、ピーター・ガーバー(Peter Guber)と音楽ディレクターのフィル・ラモーンはマドンナの以前の作品を聴いて彼女を起用することに決めた。彼らは作詞と作曲にはジョン・ベティスとジョン・リンド(Jon Lind)を充て、2人は映画の台本を読んだ後で、主人公たちがナイトクラブで出会う場面の楽曲を書いた。当初のレコーディングではこの曲はベティスとリンドにはパッとしたものには感じられず「クレイジー・フォー・ユー」はサウンドトラックから外されると感じていたが、新たに録られたものは2人を納得させるものとなった。
これ以前はダンス・ポップ系の楽曲にしか携わってこなかった音楽プロデューサーのジョン・"ジェリービーン"・ベニテス(John "Jellybean" Benitez)にとってこの曲は一つの試金石であった。ワーナー・ブラザーズ・レコードは「クレイジー・フォー・ユー」がマドンナの2枚目のスタジオ・アルバムライク・ア・ヴァージン』への注目度を阻害すると信じて当初この曲をシングルとして発表したがらなかったが、結局はピーターズとガーバーがワーナー・ブラザーズを説得して正式にシングル曲として発表された。これ以前には如何なるバラッド調の楽曲もレコーディングしたことの無かったマドンナにとって「クレイジー・フォー・ユー」は新しい音楽の方向性へと導くものであった。この曲の演奏にはスネアドラムハープ、バス・シンセサイザーエレクトリックギターが使用されている。歌詞は、2人の恋人の間の性的な欲求とあてこすりを歌っている。この曲は当時の批評家や識者から好意的に受け止められ、1985年度のグラミー賞28th Grammy Award)/最優秀女性ポップヴォーカル賞(Best Female Pop Vocal Performance)にノミネートされた。
「クレイジー・フォー・ユー」は、マドンナにとり2曲目のBillboard Hot 100のNo.1シングルとなりオーストラリアカナダでも1位を獲得した。アイルランドニュージーランドイギリスではNo.2を獲得し、1985年1991年の2度にわたり発売された。マドンナは1995年の「ヴァージン・ツアー」(The Virgin Tour)と2004年の「リインベンション・ワールド・ツアー」(Re-Invention World Tour)の2度のコンサートで「クレイジー・フォー・ユー」を歌っている。この模様はコンサートを収録したビデオ作品にも収録されている。この楽曲は多くのアーティストにカバーされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クレイジー・フォー・ユー (マドンナの曲)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.